札幌の都心部であるこのまちには、多くのオフィスワーカーが働いております。
もしかしたら、このまちは「北海道で1番、働くお父さん・お母さんが多い」エリア
とも言えるかもしれません。

様々な職種、様々な時間帯、様々な家族体系で、働くおとなたちがいて、
子育てをしながら働くお母さんも増えています。
この社会の多様化は子育ての多様化と言ってもいいのではないでしょうか。

この「まちのこそだて研究所gurumi(ぐるみ)」では、
働きながらどう子育てしていくのかを研究します。
研究員は、まちで働く幼い子を持つ、
お母さん、お父さん、子どもに関わる全ての人です。

gurumiでの研究内容は、多角的な学びや、
「ちょっと聞いて欲しい・ちょっと聞きたい」「それ、わかる」という共感など、
子育てに関係するあらゆる「もの・こと」です。
時には、gurumiで出てきたアイディアを形にして、
展覧会やマーケットも開催するかもしれません。

この研究活動を通して、多様な生き方や考え方を発見・共有することで、
働くみなさんにちょっとでも勇気と元気が湧きますように!

研究員プロフィール

  • 今村育子

    1978年札幌生まれ。2006年より美術家として活動を開始。日常の中にある些細な光景などをモチーフに光を使ったインスタレーション作品を制作する。2011年より札幌駅前通まちづくり株式会社へ入社、33歳で生まれて初めて会社員となる。主に「シンクスクール」「PARC」「さっぽろユキテラス」「テラス計画」の企画や、まち会社主催事業のデザインを担当している。

  • 柴田未江

    1982年苫小牧生まれ。3歳から札幌で育ち、まちのお祭りや催しに家族の思い出をつくってもらった感動が忘れられず、札幌大通地区のまちづくりの仕事に従事する。また、その間2003年に東京表参道で立ち上がったNPO法人greenbirdの札幌チームの一員として2009年より活動を行う。2015年出産を機に一度仕事を辞めるが、2016年より札幌駅前通まちづくり株式会社に所属し、現在は札幌駅前通エリア全体で取り組む企画や、SAPP‿RO Flower Carpet などを担当している。

  • 猪熊梨恵

    1985年札幌生まれ。札幌市立高等専門学校(現札幌市立大学)建築デザインコースを卒業後、同校、専攻科に入学。2008年春・修了。2008年春から制作会社に所属し、ワークショップやトークショーのディレクションを手がける。2009年9月から札幌オオドオリ大学 学長として活動をスタート。2012年9月にNPO法人化し、代表理事となる。