2018年08月05日

【Research】子どものことを真剣に考えてつくったら、 大人も一緒に楽しめる百貨店になっていた

7月初旬。

gurumiメンバーが訪れたのは、札幌駅直結のさっぽろ東急百貨店5階のベビー・子ども服 玩具売り場。gurumi内で「東急百貨店の子ども服売り場はちょっと違うんだけど、どんな想いが詰まってるんだろう?」ということが話題になり、さっそく担当者に会いに行ってきた。

対応してくださったのは、営業推進部 販売企画 広報担当マネジャー 阿部祐子さん。子ども服フロアを担当した後、現在はさっぽろ東急百貨店全体の広報を務めている。

2018年3月・さっぽろ東急百貨店45周年に合わせたリニューアルによって、5階のベビー・子ども服 玩具売り場も一新した。

リニューアル前に、店長が育児をしながら勤務している従業員を集めてランチミーティングを行っていました。そのミーティングでは、子どもフロアの使いやすさや巡りやすさなどを親視点で伝えてくれ、アイディアがたくさん出てきたんです。」

百貨店としては異例なフロアのど真ん中に子どもたちの遊び場をつくろう。というアイディアもこのミーティングから出たアイディアだった。

「百貨店としては、売上がある場所ではあるのですが、フロアの真ん中に遊び場があると、どこからも目が届いて安心感がありますよね。そして、子どもたちが遊んでいると”良い空気の動き”があるんです。」

たしかに、大抵のデパートの子どもの遊び場はフロアの端っこにあり、子どもと親だけの空間になりがちだが、東急百貨店の遊び場は周りの従業員のかたたちの温かい視線のなかで子どもたちが遊んでいる。しかも、ボーネルンドがプロデュースしたプレイスペースは子ども心をくすぐるデザイン。この遊び場と共に成長過程が見れるのも面白いかもしれない。

そして、なんといっても通路が広い!

ベビーカーがぶつかる心配もないし、広いので、座れるエリアも大きい!乳幼児のお子さんと一緒に来た場合、おんぶ紐から解放したり、少し横に休憩させたりと、使うイメージが沸いてきます。

「改装時のテーマが”ホーム”でした。長時間居ても疲れない家みたいな空間。三世代で遊びにきても、休憩できる場所が多いとお買い物を待てますよね。リニューアル前からあったカフェもお子様向けのメニューを作ってくれていて、親子で休憩できると人気です。」

カフェの隣にある「ベビー休憩室」も広くて綺麗。授乳室、おむつ替えスペース、ミルクをつくるための給湯器、シンク、ベビーフードの自動販売機、電子レンジ、そして、イートスペースまで完備されている。まちの中にこういった場所があるというだけで、乳幼児のお母さん、お父さんは外出してウィンドウショッピングでもしてみよう。と思えるのではないだろうか。そんな私自身も同じ気持ちだ。

この東急百貨店の5階フロアで一番の特徴は、なんといっても2017年4月に開園した「保育園」があるということ。さっぽろ東急百貨店・いちい保育園 プロジェクト「さっぽろ駅前保育園」は<東急百貨店で働く従業員のお子様>と<保育の利用を必要とする近隣地域のお子様>の他、<東急百貨店と契約している他企業従業員のお子様>が利用できる「企業主導型保育事業(認可外保育施設)」。月極保育と一時預かり(予約制)がメインで、月極保育の対象は生後2ヶ月~2歳児。定員は19名となっている。(一時預かりは1歳児~就学前の6歳児)

限られたスペースの中で、こどもたちと保育士さんが過ごす様子はもちろん普通の保育園と変わらない。ただ、百貨店の中にあることで、屋上で運動会を行ったり、百貨店にやってくるサンタさんが保育園にやってきたりと面白さがある。

「百貨店という場所を生かしながら開店前には屋上で遊べるよう調整してくださったり、イベントにも園の子ども達が参加できるよう工夫してくださるなど、一緒に子どもたちにとってより良い保育環境を考えてくださるので、とてもありがたいです。」と園長の藤川先生は言う。

降園後は東急のお惣菜売り場で夕飯のおかずを買って帰る~という家族の姿も少なくないとのこと。働くお母さん、お父さんにとって、まちなかに、そして百貨店内に保育園があるからこその楽しみかたもあるかもしれない。

さっぽろ東急百貨店の5階には、子どものことを真剣に考えてつくられた機能やスペースがふんだんにありました。子どもが楽しんでいたり、子どもに無理をさせていないという状況は、親としては気を楽にしてショッピングも楽しめます。百貨店は”買う”場所から”過ごす”場所に変化しているのだなと実感した1日となりました。

 

 

【こんな場所もある!】

●さっぽろ東急百貨店屋上「なかよし広場 FIELD」

走り回ることのできるトラックやすべり台がある遊び場には、土日になると多くの親子連れが訪れる。また、赤ちゃんのスペース(ハイハイできるエリア)や飲食スペースなどもあり、子どもの成長によって遊べるエリアがあるのが嬉しい。

●5階の子ども靴売り場

ファーストシューズから記録をとり、成長を見守りながらその子に合った靴を発見できる。子ども靴の品ぞろいは札幌市内最大級。プロのシューフィッターが居るので相談しながら選べる。

5階フロアのお手洗い

子ども用のお手洗いが、男女共に完備。お父さん、お母さんどちらについていっても、子どもたちも親も安心して使える。嬉しい発見です。

2018年07月02日

【レポート】まちのこそだて勉強会「食べるからはじめる料理教室 副菜編」

まちのこそだて勉強会

「食べるからはじめる料理教室 副菜編」を7月1日(日)に実施しました。

お弁当、夕食のあと一品ってどーしたらいいの?ということを、「チムチム」のオーナー中村正敬さんから学びました。

「チムチム」は五感と身体に優しい食事を提供しており、日々のお弁当やケータリングなど子どもから大人まで安心できる食を提供しています。

チムチムさんの紹介の後は、参加された皆さんから自己紹介。

日持ちする副菜のつくりかたを知りたい/子どもでも食べれるような野菜の副菜づくり/お弁当のおかずがワンパターンになっているのを解消したい など、

みなさんそれぞれの想いを持って参加してくれました。

勉強会のメニューは、

・副菜というものの考え方

・手間をかけずに副菜をつくる料理のコツ

・お話をしながらお食事

・実際にやってみる副菜づくり

の大きく4つ。中村さんのお話を聞きながら、そして食べながら学んでいきました。

副菜はあくまでも「箸休め」的な存在であるということ。主菜を引き立てながら、サラダではない豊かな野菜の取り方ができます。

そして、副菜のとっても嬉しいところは「保存食」になるということ。=発酵食品の接種がしやすい。酢の物や醤油やこうじを使って作ることで、腸の活性化を手伝ってくれる効果もあります。

副菜をつくるコツは、

・名前のある料理にこだわらないこと

・ドライのハーブやスパイスを買いそろえておくと、差し替えるだけで幅が広がる(後半でこのことを実践しました)

・乾物の野菜や海草類は水で戻してすぐに用意できるものを買い揃えておく(切り干し大根やひじきなど)

・主菜で使った野菜は必ず多めに切り、保存する(保存方法は塩漬けなど)

そして、参加者のみなさんが一番ビックリしたことは、、、

●主菜の煮汁や焼き汁は冷凍してとっておく(2、3週間保つ)

主菜で使ったお肉やお魚からうま味が凝縮されるこの”汁”が最高の副菜の調味料なんだそうです!!!

今回の献立は、、

<主菜>漬け鶏とカブのオリーブオイル煮/鯖の味噌煮

<副菜>千切りショウガと鰹節の佃煮/カブのピクルス/こんにゃくの梅味噌和え/切り干し大根のハーブオイル漬け

ごはん、お味噌汁

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この献立を見て、みなさん解ったでしょうか?!

主菜の漬け鶏とカブのオリーブオイル煮の煮汁を使って、副菜の切り干し大根のハーブオイル漬け、そしてカブを多めに切っておいて作ったのがカブのピクルス

主菜の鯖の味噌煮の煮汁をつかって、こんにゃくの梅味噌和え、味噌煮に使うショウガを多めに切っておいてつくったのが、千切りショウガと鰹節の佃煮

主菜の味付けに、副菜はハーブやスパイスを加えることによって、たくさんの味を体験できるワンプレートでした。参加されたお子さんたちも大満足。

1つのテーブルを囲んで大家族の食卓の様でした。

食事の後は実際に副菜をつくりました。

中村さんが用意してくれたのは、材料として塩で水出しをした

大根/人参/じゃがいも(千切り)/キャベツ

そして、調味料として

塩/醤油/味噌/鰹節/ゆかり/ごま油/ハーブ(バジル、セージ、タイム、オレガノ)/スパイス(クミン、カルダモン、オールスパイス、コリアンダー)

調味料には敢えて名前はつけずに、自分の嗅覚で確認しながら、材料と調味料を和えます。

お母さんがつくってくれた副菜、美味しそう!ばくばく食べていましたね☆

お子さんの食事は楽しく!が一番と中村さん。無理に食べるのではなく、楽しく美味しく食べることが一番の調味料だそうです。

各々つくった副菜は、1日置くと味が馴染んで変化していくそうなので、日々の食事のなかで実験しながら楽しめます。

「食べるからはじめる料理教室」頭もお腹も満たされて、日々のご飯やお弁当づくりに活かせそう!との声が聞けました。

子育て中のお母さんは、子育てや家事、そして仕事に追われることも多いと思いますが、主菜を作りながら、副菜をつくり、主菜の煮汁は大切な調味料として取っておく〜 となると、冷蔵庫や冷凍庫の中がとっても豊に、そして日々の食卓も豊になっていくのではないかなと思います。

さぁ。今日から台所に立つのが少し?楽しくなっているはず!

2018年06月07日

blogができました

このblogでは勉強会の様子や日々の研究員の研究報告を行っていきます。