2018年12月24日
【レポート】まちの子育て勉強会~子どもの個性のみつけかた、のばしかた~
季節はもう冬、、、ですが、今年が終わる前に夏に行った勉強会のレポートをつづります。
まず、gurumiで「子供の個性のみつけかた、のばしかた」をテーマに勉強をしたい。と思ったのは、まさに自分たちの子供の成長過程のなかで、彼らの興味や好きなことごとをどう伸ばしていけばいいのだろうか? という会話がきっかけでした。
自分で言葉を少しづつ発するようになると、したいこと、好きなこと、嫌いなことなど自分の意志を伝えてくれることが増えてきました。
親としては子供の気持ちを尊重しつつ、日々の生活のなかでの遊びを中心に
どういったことができるのか悩むものです。
「自分の子供は絵本を読むことが好きだけど、手が汚れるようなことは苦手」
「絵を描くことが好きだけど、人前だと恥ずかしい気持ちが全開」
「一つのこと(遊び)に集中すると、次のこと(食事など)に切り替えられない」
など、個人個人の特徴が年齢や性別によってもバラバラです。
そんな話をベースに、今回の先生である作業療法士の青木美紀先生と勉強会を設計していきました。
勉強会ではまず子供たちが成長過程のなかで身に付ける「感覚」について知っていきます。視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚などの五感がベース。
他にも、
体の傾きやバランスや動きを感じる平行感覚。
熱さや冷たさを感じる温度感覚。
痛みを感じる痛覚。
筋肉などから伝わる、力加減や手足の動きや位置を感じる、固有感覚。
この体に備わっている「感覚」を使う遊びが「感覚遊び」
実際に子供たちと一緒に遊びを実践して、親の私たちは遊びの経験値を上げていきました。
今回の感覚遊びは、、、
・シーツ遊び
・おふとん遊び
・こちょこちょ遊び
・かくれんぼ遊び
・かんかく遊び
・トンネル遊び
・しんぶんし遊び
実際に遊ぶと子供たちは元気に楽しんでくれました。家のなかでできることがベースだったので、きっと家で実践しているお父さん、お母さんもいるはず。
0~6歳という幅のあるお子さん、そして親御さんが参加してくれたこともあり、感覚遊びの参加の仕方ももちろん様々でした。
もう少し大きくなったら、こんな遊びができるんだと発見があったり、女の子のお母さんは男の子の元気さにびっくりしたり、自分たちだけではない誰かと学びがあると、発見は多くなるものです。
1日1日成長する我が子とまたみなさんと一緒に遊びから成長を知ること、そして、その子の個性を知りながら、どう伸ばしていけばいいのか。
子供は遊ぶことで得ることがたくさんあることを改めて知る時間となりました。